Herbert Kegel cond. Dresdner Philharmonie 1984
Violetta Madjarowa(alt) 25/3/1984 Kulturpalast,Festzaal,Dresden裏面の情報を読み取ると、WiesbadenのDeutsches RundfunkarchivのライセンスによるWEITBLICKレーベルによる2002年のCD化らしい。輸入盤らしく内容の乏しい英語解説が短く書かれたペラ紙1枚のみ挟み込まれている。なぜかジャケット写真がN響に客演したときのものらしい。
このCDはわりと多くの人が感想を書いている。日本においてもマニアックな層でそれなりに売れたらしい。
聴いてみてライブ一発録音クオリティの演奏だとすぐわかる。管楽器奏者がときどき耳障りな音を出す。
第1楽章は33:59におよぶ。普通ならこれだけで交響曲1曲分を聴いた体力と集中力を奪われる。
だがやはり、自分が今まで聴いてきた演奏とはだいぶ違ってる。個性的で冷徹な名演奏を聴くことができる。ケーゲルだとマーラーであってもしつこさや暑苦しさを感じる瞬間がまるでない。終楽章は空前絶後にかなり個性的で美しい。
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