2017年7月5日水曜日

ブラームス ヴァイオリン協奏曲

学生の頃からこの曲が好き。初めて聴いたのはムター&カラヤン盤だった。そこからだいぶたってからクレーメル&バーンスタイン盤(1983 DG)を聴いた。びっくらこいた。カデンツァに。

クレーメルはときどきすっごい変化球を投げてくる人だったのだが、なんと、ここで使用しているカデンツァはマックス・レーガーのオルガン曲「前奏曲ニ短調」から移殖したもの。ええぇぇ…。

なぜこんなにハマるのだろうか?w レーガーの作曲の経緯を知らないのだが、レーガーという人は他人のメロディで変奏曲ばかり書いていた人だから可能だったのか?自分にはまだよくわかっていない。

このCDはクレーメルの名盤扱いらしく、今でも多くの人に聴かれている。バーンスタイン&ウィーンpo.の伴奏もグレイトすぎる。バーンスタインがウィーンで残したブラームスはどれも意外に好き。

自分はまだほとんどヨアヒムのカデンツァしか聴いてなかった。今は動画サイトで手軽にカデンツァだけ聴けるのでチェックしてみた。クライスラーのカデンツァが好き。あと、ハイフェッツのカデンツァに圧倒された。

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