こんなCDを見つけた。280円だったので迷わずカゴに入れてしまった。エマーソン弦楽四重奏団でバッハ・フーガと書いてあれば「フーガの技法」だと早合点してしまっていた。
買っておいてから1年以上経ってから再生してみて驚いた。え?!「フーガの技法」じゃないじゃん!どっかできいたことある!平均律クラヴィーア曲集じゃん!
なんと、バッハの鍵盤楽曲集「平均律クラヴィーア曲集」のBook.1とBook.2から4声と5声のフーガのみ21曲を選んだアルバム。鍵盤楽曲を弦楽器で演奏するのでオリジナルの調整から外れるのも致し方がない。
平均律クラヴィーア曲集を弦楽四重奏での演奏で聴くのは初めてだったのだが、アレンジはなんとエマヌエル・アロイス・フェルスター(Emanuel Aloys Förster, 1748-1823)とモーツァルト。
えぇぇ、モーツァルトの「5つのフーガ K.405」という作品の存在を初めて知った。モーツァルトはバッハを研究していたんだったな。
結論として、これ、聴いてよかった。さすがエマーソン・カルテットだ。ひょえ~と驚く精度を持った世界一流のアンサンブルだった。聴いていて頭がスッキリする。
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