2016年12月18日日曜日

ベートーヴェン 「ウェリントンの勝利、またはヴィットリアの戦い」op.91

チャイコフスキーの序曲1812年とスラヴ行進曲、そしてベートーヴェンの戦争交響曲として知られる「ウェリントンの勝利、またはヴィットリアの戦い」という3曲が入ったCDを手に入れた。TSUTAYAレンタル落ちで50円w 

ベートーヴェンの残した曲で生前に一番人気だったらしいのに、今ではすっかりマイナー曲。それが 「ウェリントンの勝利、またはヴィットリアの戦い」作品91

ロリン・マゼール指揮によるこのSONY CLASSICALのこの3曲の録音はウィーン・フィルにとっても初だったらしい。この曲のCDとしては昔から有名で入手がなにも難しくないありふれたCD。

1812年序曲は今でもオーケストラレパートリーとして人気作。自分も中学生のころから何度も耳にした。派手だしチャカチャカと盛り上がれる。

このマゼール盤は合唱付き。録音レベルが低く感じた。
個人的に「1812年」のベストはショルティ&シカゴSO。
カラヤンの「1812年」はオケが異常にすごいけど、合唱が耳慣れない感じでスタンダードな演奏とは思えない。

 「ウェリントンの勝利、またはヴィットリアの戦い」op.91は昔からバカバカしい曲として有名。
聴く人をナポレオン時代の戦争、「バリー・リンドン」の世界へとタイムスリップ。
鼓笛隊の演奏で兵士は行進。どかんどかんと大砲の音がうるさい。オケだけで聴きたい。

今回動画サイトなんかで他の演奏を聴いてみたら、もっとうるさいw この曲はマゼール盤しかないと思っていたら意外に他にもたくさんあったw 見かけたことがないだけだった。
今回、50円でCDが手に入ってラッキーと思ってたけど、今はネットでタダでたくさん演奏が聴ける。それほどお得でもなかったかもしれない。

局地戦に勝ったから歓喜のあまり曲を作ってしまうベートーヴェンくんの若気の至りがほほえましいw
現代の作曲家で戦争に勝った祝祭気分で曲を作るような人はまったくいない。中国ロシア北朝鮮にはいるかもしれない。

チャイコフスキーの「スラヴ行進曲」も曲想がバカバカしい。今回聴いてもやっぱりそれほど好きじゃない。

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