2016年8月23日火曜日

Mahler No.9 Mitropoulos

ディミトリス・ミトロプーロス(Dimitris Mitropoulos 1896-1960)はニューヨークpo.のバーンスタインの前任者。それなりに有名な指揮者なのだが現役国内盤だとほとんどその名前を見ることはない。

Gustav MAHLER Symphony No.9
Dimitri Mitropoulos cond. New York Philharmonic Orchestra
Carnegie Hall, 23.1.1960

このCDは1960年1月23日、カーネギーホールでの録音と書いてある。ARCHIPELというレーベル?2011年EU製らしいが、あまり詳しいことはわからない。二つ折りペラ紙1枚挟んであるけど、なにも情報はない。

こういう古い録音はもうCDで聴く価値を感じないのだが、未開封品で250円だったのでつい買ってしまった。この時代のマーラー演奏にちょっとは興味があった。
ミトロプーロスの録音を聴くのは初めて。この人はおそらく20世紀作品を得意としているはず。

聴いてみてすぐライブ録音であることに気づく。会場ノイズが多い。1960年にしては決して音質は良くないけど、悪すぎるということもない。細部はよく聴こえる。

早めのテンポで一発録りらしい熱気を感じる。とても立派で満足できる演奏。

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