R.シュトラウスのアルプス交響曲は中古でもCDを見かけることが多く、安いとつい買ってしまう。
朝比奈隆指揮の大阪フィル盤がそこにあったので連れて帰った。500円。
R.Strauss An Alpine Symphony, op.64
Takashi ASAHINA cond. Osaka Philharmonic Orchestra 1997 CANYON Classics
朝比奈隆は日本で大変に人気のあった指揮者で録音も多く、実演に触れたという人も多い。だが、朝比奈隆のCDは自分にとってこれで2枚目。しかも両方ともアルプス交響曲。この人のレパートリーで他に聴きたいものはそんなにない。
どこにもライブ録音とは書いてない。拍手も会場ノイズも感じられない。1997年4月26日の大阪フェスティバルホールでの録音。ライブっぽい。実際ライブじゃないと考えられないようなマズイ音を管楽器奏者たちは出している。
ライブだとすると傷のようなものは仕方がない。NDRとのライブ録音のほうがオケの力量で勝っている。だが、NDR盤にもライブらなではの傷がある。細かいところよりも全体のゆったりした巨匠的雰囲気を好む人に向いている。
だが、年齢を感じさせない才気の爆発のようなもが感じられる箇所もある。この指揮者のファンにとっては重要な1枚かと思う。
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