ケント・ナガノのラヴェル・アルバムをもう1枚。これも「ダフニスとクロエ」と同時に手に入れた。だって、250円だったんだもん。
スペイン狂詩曲、高雅にして感傷的なワルツ、古風なメヌエット、ラ・ヴァルス、という、ラヴェルの基本的4曲を集めた1枚。これも輸入盤。
RAVEL Rapsodie espagnole, Valse nobles et sentimentales, Menuet antique, La valse
Kent NAGANO cond. London Symphony Orchestra 1993.1994 ERATO
「スペイン狂詩曲」はラヴェル・アルバムのカップリング曲としてすごい頻度で入っていて、聴き飽きた感がしていたのだが、今回、じっくりと一流のオケと若手指揮者の颯爽とした演奏を聴くと、やはり面白く刺激的に聴くことができた。
「高雅にして感傷的なワルツ」もどちらかというと退屈な曲だと思っていたのだが、細部まで興味深くじっくり聴ける質の高い演奏。
「古風なメヌエット」「ラ・ヴァルス」も、20世紀レパートリーを得意とする指揮者らしい現代的な機能的な感じ。「ダフニスとクロエ」以上に気に入ったアルバム。
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