ストラヴィンスキーは20世紀のクラシックで最重要中心人物なのでCDがめちゃくちゃ多いのだが、そのほとんどは3大バレエとよばれる作品に集中している。
交響曲というジャンルにも作品を残した。録音は多いのだが実際演奏されることはあまりない気がする。
先日このCDを拾ってきた。シャルル・デュトワがスイス・ロマンドO.およびモントリオールSO.を指揮した3つの交響曲を集めたCD。280円でゲット。
STRAVINSKY : Symphony in C / Symphony in Three Movements
Charles Dutoit cond, L'Orchestre de la Suisse Romande 1981 Decca
STRAVINSKY : Symphonies of Wind Instruments / Scherzo fantastique, op.3
Charles Dutoit cond, Orchestre symphonique de Montréal 1984 Decca
今までストラヴィンスキーの交響曲を聴いたことがなかったわけでないけど、何も印象に残っていない曲ばかり。これを機にもういちど挑戦。
「交響曲 ハ調」 やっぱり自分の好きなストラヴィンスキーの作風ではなかった。新古典期の軽い感じ。どう受け止めていいのかわからない。ただ、リズムと管楽器の使い方は独特で面白いかも。
となると、「3楽章の交響曲」「管楽器のための交響曲」のほうがまだ自分としては受け入れられる。刺激を感じられる。
だがやっぱり、幻想的スケルツォ op.3 に一番魅力を感じてしまった。
このCDで一番思ったことは、シャルル・デュトワという人の才能。テキパキ整理整頓、理路整然、スパイスの効いた味付け、色彩、…。この人の録音にはハズレなし。
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