自分にとってこの曲のCDはこれで3枚目、ロジェストヴェンスキーがフィルハーモニアSO.を指揮した1962年9月のエディンバラでのBBC録音。500円で見つけたのですかさずゲット。
ショスタコーヴィチの交響曲第4番ハ短調 op.47はショスタコオタの間で評価も人気も高い曲。
Shostakovich Symphony No.4 in C minor,Op.47 / Katerina Ismailova Suite, Op.114a
Gennadi Rozhdestvensky cond. Philharmonia Orchestra 1962 BBC
この第4番のライヴ録音は英国初演(西側初演)のものらしい。
ライヴなので細かく聴いてると多少の綻びのようなものはある。だが、初演らしい熱気が伝わってくる。適度に荒っぽい感じがナマっぽくていい。ロジェストヴェンスキーは当時31歳。若い。
音質はそこそこ。1962年という年代を考えると十分なもの。エディンバラ・アッシャーホールの聴衆が熱演に大きな拍手を送ってる。
自分はこの曲が苦手だった。ウルサく感じるし、夏場とか聴いていると疲れてくる。
カチャカチャうるさくハチャメチャな、若さ弾ける凶暴なこの曲を、マエストロは的確な棒さばきで魅力を伝えてくれた。
カテリナ・イズマイロヴァ組曲はオペラ「ムツェンスクのマクベス夫人」の改作からとった組曲。他にあまり録音もない。ヤングショスタコの才気大爆発な曲。
余白に1985年のロンドンSO.との祝典序曲を収録。自分には長い間この曲がソ連らしい祝祭的雰囲気の楽曲の代表的1曲だった。ショスタコでもっとも平易でわかりやすい。
0 件のコメント:
コメントを投稿