2016年3月9日水曜日

SCHUBERT Symphony No.9 The Great C-Major

シューベルトって自分としてはピアノ曲と室内楽曲があまりにすばらしくて、有名なリート集なんかは一部の楽曲を除いてほとんど聴くことがない。で、それは交響曲も同じ。

このCDは1988年発売の古い国内盤CD。280円だったので購入した。
指揮は英国のJeffrey Tate 演奏はStaatskapelle Dresden 1986

この指揮者の録音は80年代から90年代にかけてのEMI録音やPHILIPSの内田光子のモーツァルトで聞いたことはあるけど、自分はあんまりよく知らない。

だが、英国人の若手とシュターツカペレ・ドレスデンの80年代の演奏ということで、何か期待以上のものを聴かせてくれそうなので購入。
自分はシューベルトは第9番だけは学生時代にわりとよく聴いた。だが、それはバーンスタイン&コンセルトヘボウのもの。あれはかなり刺激的な面白演奏だった。

このテイト盤はシューベルトにふさわしいと感じさせる演奏。インテンポを守って真面目に質実剛健。かなりの好印象。良い演奏じゃないか!オケの出す音が素晴らしい。

第2楽章を聴いていてシューベルトとブルックナーには共通なものがあるなって感じた。

第9番ハ長調は「The Great」って呼ばれることが多いけど、これって日本以外でもそうなのか?

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