2016年3月17日木曜日

BARTÓK / Concerto for Orchestra

バルトークの「管弦楽のための協奏曲」は学生のころに聴きすぎたために、その後はあんまり聴いてなかった。先日このCDを280円で見つけた。しばらく手にとったまま迷ったのだが購入。

Béla Bartók : Concerto for Orchestra Sz116 / Music for Strings, Percussion and Celesta Sz106 / Dance Suite Sz77
Georg Solti cond. Chicago Symphony orchestra 1981,1990 Decca

「管弦楽のための協奏曲」「弦楽器、打楽器、チェレスタのための音楽」「舞踏組曲」が1枚に収まった2006年に出たお買い得な1枚。

これ、昔から名盤扱いされてるっぽいので期待して聴いてみた。ショルティはバルトークには特に共感を持っているに違いない。そしてシカゴSOはバルトーク演奏にかけては長い伝統を持っている。

自分は長年カラヤン&ベルリンpoの60年代DG盤のみ繰り返し聴いてきた。カラヤン盤が自分の基準。このショルティ&シカゴ盤はあまりに違っていた。

カラヤン盤がくすんだ色合いのザラザラした緊張感のある、かつ流麗な演奏で気に入っていたのに対して、このショルティ盤は筋肉質モリモリでコントラストが強く明るい感じ。オケがみんな上手で威勢が良い。深刻な顔して聴かなくていいタイプの面白演奏。うーん、自分の期待したバルトークと違う…。いや、でもショルティってこんな指揮者か。

「弦楽器、打楽器、チェレスタ」も同じ。明るい。威勢がいい。
「舞踏組曲」は初めて聴いた曲。ハンガリー色、土俗色出まくりのワールドミュージック。

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