ベルリオーズって幻想交響曲だけしか聴かないw たまに序曲集、たまにレクイエム。
そして、「ファウストの劫罰」のジョルジュ・プレートルGeorges Prêtre指揮、Orchestre de ParisによるEMI盤2枚組みCDを見つけたので買って帰った。500円。
Choeurs de l'Opera de Paris, Nicokai Gedda, Gabriel Bacquier, Janet Baker, Pierre Thau, Maria Peronne というキャスト。オペラをほとんど聴かない自分はニコライ・ゲッダぐらいしか知ってる歌手がいない。指揮のプレートルはまだ存命中なんだな。
その昔、ヨーロッパの知識人の間でゲーテを読むことがめちゃくちゃ流行った。だが、自分は1冊たりとも読んだことが無く、当然だが「ファウストの劫罰」がどんな話なのかも知らないし、あまり興味も無い。フランスオペラなのですべてフランス語。
だが、ここで聴くことのできるベルリオーズの音楽は天才的だと思う。管弦楽はちょっと他に似ている人が思いつかない。内容はわからなくても歌手たちの妙技とベルリオーズの音楽に耳を傾けるだけでもいい。
このCDの演奏が素晴らしい。特に欠点も見当たらない。録音も期待以上に良かった。管楽器奏者たちもすばらしい。
余白にマルゲリータ役のジャネット・ベイカー(Mezzo-Soprano)独唱による「クレオパトラの死」(La Mort de Cléopâtre)を収録。こちらはアレキサンダー・ギブソン指揮のロンドンSOが担当。
こちらも内容は知らないけど、しっかり耳を傾けたい楽曲。
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