マックス・レーガー(Max Reger 1878-1916)っていうと、日本ではまったく人気なくてほとんど演奏もされないし国内盤CDもない作曲家というイメージ。ある程度以上クラシックに関心がなければ知らない名前かもしれない。
とにかく多作でどれも例外なく長大で無味乾燥で退屈w たしか、ヘルマン・ヘッセの「デミアン」にレーガーのオルガン曲が出てきたような気がする。
日本で人気なくてもヒンデミットみたいにドイツでは人気があって演奏機会も多い例もあるしな…、と思いきや、ドイツでもやっぱり演奏されてない?!
で、先日ライヴを見に街へ出かけてBOでこのCDを買った。マックス・レーガーのヴァイオリン協奏曲イ長調op.101
Manfred Scherzer violin, Herbert Blomstedt cond. Staatskapelle Dresden 1984 edel BERLIN CLASSICS
280円だったw
ヴァイオリンを弾いているマンフレート・シェルツァーというソリストのことは解説書を読んでも詳しく書いてない。父親もシュターツカペレ・ドレスデンの楽団員で幼少からヴァイオリンを教え込まれ、ルドルフ・ケンペ時代のSDに入団。70年代にはゲヴァントハウスの主席だったらしい。
長めの前奏の後にヴァイオリン・ソロが始まる。お、ブラームスみたいに重厚でロマンティック。これはイケルかも…と思いきや、第1楽章だけで27分を超えるw
ま、あまり演奏機会もない。この曲のCDがほとんどない理由がわかった気がする。57分って長すぎだろ。
唯一関心したのはブロムシュテットとシュターツカペレ・ドレスデンの雄弁な演奏。
今回調べてみて、レーガーはクラシック音楽の作曲家の中でも最大の巨漢だったと知った…。享年43歳。写真を見る限り50代後半ぐらいに見える…。
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