これも先日そこに500円で置いてあったので好奇心で買って帰った。
ブラジルの作曲家エイトル・ヴィラ=ロボス(Heitor Villa-Lobos 1887-1959)のピアノ協奏曲全集2枚組み。
クリスティーナ・オルティスCristina Ortizのピアノ、ミゲル・ゴメス=マルティネスMiguel Gómez-Martínez指揮Royal Philharmonicの演奏。1989、1990年の英Deccaによる録音。解説書を読んでもこの演奏家について何も書いてないので詳しいことはわからない。
エイトル・ヴィラ=ロボスが作曲した5曲のピアノ協奏曲を聴いたことがある人は、おそらくこのCDを聴いているかと思う。だって、たぶんこれしかCDがないからw
Dics1に収録されている第1番(1945)と第2番(1948)、5回ほど繰り返して聴いたのだが、何度聴いても終わった後、どんな曲だったか?が思い出せないw うーん、これは特に印象に残らない曲だな。ブラジルの作曲家と聞いてイメージするような作風ではあるかもしれない。
Disc2の第3番(1952/57)、第4番(1952)、第5番(1954)は親しみやすくて魅力的な曲。
どの曲も、第1楽章は大河ドラマのオープニング曲にそのまま使えそうw 劇的にかっこよく始まる。第2楽章も戦国絵巻スライドショーにそのまま使えそうな音楽。
このアルバムの演奏はそれほど輝くような技巧と個性を発揮していない。だが、曲の魅力を伝えようと真摯にとりくんだ熱意は伝わってくる。もっと聴かれていい録音だ。
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