なんだ、このジャケットは?ロシア語がメインの表記になってるマーラーの交響曲第6番。メロディヤ製。こういうのは見つけたとき買っておかないと2度と出会えないことが多いので即買い。500円。
自分はキリル文字が多少は読めるので判別ついた。これは、キリル・コンドラシン指揮レニングラード・フィルによる1978年の録音っぽい。詳しい日付がどこにも書いてない。
英語解説も少しだけ載ってるけど、ほとんどロシア語によるブックレットで読めない。
コンドラシンってソ連の指揮者には珍しく、わりとマーラーの録音が残ってる。レニングラード・フィルでマーラーって聴いたことなかった。
ま、自分はマーラー好きだけど、第6番はほとんど聴いてこなかったレパートリー。マーラーの中でも一番ハード。とくにフィナーレ部分のガッチャーンってラストは誰が演奏しても飛び上がるぐらいビックリするし汚い。混沌としていて暑苦しくて聴くととても疲れる曲。
コンドラシンがモスクワ・フィルと残した名演に比べるとおとなしいキレイな演奏の気がする。だが、テンポは今まで聴いたどの演奏よりもずんずんと速いw 昔、第1番のCDは聴いたことがあったけど、わりと評価の高い常識的な演奏だったと思う。だが、この6番は聴いたことのないテンポとリズム感。濃厚だけど胃にもたれない。面白く聴けた。
0 件のコメント:
コメントを投稿