2015年10月8日木曜日

クーベリック スメタナ わが祖国

いつもは誰も聴いてないCDばっかり聴いてるけど、これはわりとよく聴かれてるCDかと思う。スメタナの「わが祖国」全曲。1988年に出たものなので古いCDだ。このCDは数が多くて中古でよく見かける。いつものように500円で手に入れた。久しぶりにこの曲が聴いてみたくて。

SMETANA Má Vlast 
RAFAEL KUBELIK cond. Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks 1988 ORFEO

スメタナというとチェコ出身の指揮者のものが昔から好まれてる。チェコ出身の指揮者の中でも国際的に活躍した巨匠というとラファエル・クーベリック。これはスメタナ没後100年とクーベリック70歳を記念してバイエルン放送SO.を指揮した1984年5月3日4日ミュンヘン・ヘラクレスザールでのライブ録音。

実は自分、この曲の全曲はほぼこのCDでしか聴いたことがない。クーベリックにはウィーンpo.やボストンso.やチェコpo.との録音も評価が高いらしいけどまだ聴いてない。学生のころウィーンpo.盤を持ってた人がいたけど、その人はその演奏を酷評してたw

自分は「わが祖国」というと冒頭のハープを思い出す。そして、「モルダウ」の冒頭のフルートによる渦を巻く川の流れ。そして、「ボヘミアの牧場と森から」のホルン。

今聴くと録音が冴えない感じ。ライブといっても会場ノイズがまったくないし拍手もない。

熱気を感じる箇所もあるけど、新鮮さや刺激、細部までカリカリに突き詰めた感じはしない。余裕を感じさせるがスペシャルに素晴らしいとは感じない。けどやっぱりこの曲のスタンダードな1枚で好きか嫌いかと訊かれれば好きと答えたい。

ちなみに自分は昔このジャケットの場所へ行ったことがある。信じられないかもしれないが本当だ。プラハは自分が人生で初めてスリ被害にあった場所なので、自分としてはとても嫌~な想い出の場所w わざわざビザ代を払ったのにたった1日で出国した。この風景を眺めて写真を撮っただけで、お城まで行かなかったw

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