2015年10月26日月曜日

ショスタコーヴィチ 交響曲第5番

よせばいいのにこんなCDを買ってしまった。harmonia mundiが流通を担当してるPRAGAというレーベルのCD。そこに500円であったのでつい買ってしまった。自分はムラヴィンスキーの指揮するショスタコーヴィチの第5番をまだ聴いたことがなかった。

ショスタコーヴィチのSymphony No.9 が、ズデニェク・コシュラー指揮のチェコフィルで1981年3月13日。
Symphony No.5がエフゲニー・ムラヴィンスキーの指揮するレニングラード・フィルで1967年5月26日、いずれもチェコ・プラハのドボルザークホールでのチェコ放送による録音…とか、解説書に書いてある。

だが…、このPRAGAというレーベルのムラヴィンスキーの録音は大抵が大嘘らしい。

コシュラーの第9番のデータは合ってるっぽい?ライブ録音なのは間違いない。演奏も悪くないけど、誰もコシュラーのショスタコには関心ないらしく、調べても何処にも詳しいことは書いてない。

ムラヴィンスキーの第5番も冒頭に聴衆の咳払いが聴こえるのでライブ録音なのは間違いない。1967年の東欧でのライブ録音なら音質を期待できないと思ってたのだが、わりと、いや、かなり聴ける音。
それにこの緊迫感とギシギシに余分なものをそぎ落とした厳しい感じは、おそらくムラヴィンスキーで正しいと思う。

だが、調べてみたらやはり録音データは間違ってるらしく、かつてメロディアの原盤でビクター国内盤で出た1978年6月のウィーンでの録音と同じものらしい…。ブート海外レーベルはメチャクチャやりやがる。

あ、でも演奏はなかなかいいと思う。

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