欧米ではシューベルトのピアノ・ソナタは「D 960」などとしかジャケットに書かれない。それ、わかりづらい。少なくともソナタ第21番変ロ長調 D 960 と書いてくれないと何の曲だかイメージできない。
で、シューベルトのソナタで一番の大作 B-Dur D 960 をマウリツィオ・ポリーニが1987年に録音したDGのCDを、2年ぐらい前に500円で見つけて以来、何度も聴いている。
シューベルト、長くて退屈…な曲が多い印象。だが、この曲は長大だけど昔から大好き。自分はリヒテルのCDを1枚持ってるけど、これが同曲2枚目のCD。昔からよ~く聴かれてる代表的名盤だけに、巨大構造を完璧な技術と造形の美的感覚で築き上げたポリーニ大先生の傑作。開始から時間を止めるような名演。
アレグレット ハ短調 D915 と「3つの小品」D946 も収録されてる。小品とはいってもぜんぜん小品じゃない。難しそうだ。この曲はあんまり好きじゃない。
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