アンネローゼ・シュミット(Annerose Schmidt 1936-)というピアニストの弾くシューマン「クライスレリアーナ 作品16」「ウィーンの謝肉祭の道化 作品26」という2曲のカップリングになったドイツ・シャルプラッテンの徳間盤の古いCDを聴いてみる。このジャケットがイカす。
アンネローゼ・シュミットは東ドイツの美人ピアニストとして日本でも昔からその名を知られていたようだが、あんまり話題に登ることがない気がする。自分はこのピアニストのCDはこの他だとグリーグの協奏曲しか聴いたことない。
だが、このシューマンの2曲はすごく技術的に完璧で颯爽として剛健。この人はシューマンコンクールで世界に名を知られるようになったのでシューマンに関しては権威。どうりで素晴らしいわけだ。
「ウィーンの謝肉祭の道化 作品26」は全体を通してその技量に圧倒される。とても好きな演奏。
この人は2006年まで現役のコンサートピアニストだったって今知った。
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