まず、つっこませてもらうが、ジャケットに記載されているジュリーニの綴りが「CARLO MARIA GUILINI」になってますやん!カルロ・マリア・グイリーニ?!
絶対にそこ間違っちゃダメじゃん!ジャケットも裏面も背ラベルもすべて「GUILINI」って書いてあるから、ドイツ語だとそうつづるのかな?とも思ったけど、英独解説ブックレットの中身は「GIULINI」じゃん!となるとジャケットをデザインした人のおっちょこちょいが原因か?
やっぱりこれもブート?って疑惑を抱きながらも買ってしまったが、かんぜんにブート確定じゃないか、これ。
録音データ的な詳しい記載がない。ブックレットの裏を見たら1979年1月26日のレコーディングだって書いてあった。
そこはまあいい。聴いてみよう。実は自分はこの曲は学生の頃はよく聴いていたのだが、ここ数年はほとんど聴いてなかった。だが、曲はほとんど覚えている。
あれれ、やっぱりそんなに音がよくないかな…って思ったけど、1979年ならこんなもんか。
冒頭から暗く重たい演奏。これが巨匠の風格というやつか。ジュリーニの絶頂期の録音で、やっぱり木管や弦楽器の美しさはそれらしい表現。演奏時間は裏面に49分16秒と書いてある。
だが、テキパキきっちり演奏クリアな録音に慣れた今では、自分の期待を上回ってビシッと決まってくれていない気もする。晩年のジュリーニの演奏にそれほど思いいれがないので、満足度から言えば78点ぐらい。
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