これも3、4年ほど前に500円で見つけて買っておいたCD。
Tchaikovsky Violin Concerto in D major, op.35 Annne-Sophie Mutter, Violin
Herbert von Karajan cond. Wiener Philharmoniker 1988 Deutsche Grammophon
アンネ=ゾフィー・ムターによるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。カラヤン&ウィーン・フィルとの競演。1988年8月15日のザルツブルク祝祭大劇場でのライブ。1992年に出た国内盤なので古いCD。チャイコのヴァイオリン協奏曲もそれほど聴いてきたわけでないので聴いてみようかと。
当時のムターはイケイケの新女王。テクニックが完璧で指もボウもよく回る。一方でカラヤンは枯れた老巨匠。自由に飛び立とうとする若鳥としがみつく巨大なヘビ。先走する若者に、重く引きずる伴奏をつけている。かみあってない。ムターはやりにくかったと思うわ~。
でも、そこが緊張感があって、フィナーレでの高揚感になってて、記憶に残る名演とはこういうものかと思う。ウィーン・フィルがライブでも完璧美音。
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