2015年8月9日日曜日

グレン・グールドのハンマークラヴィーアソナタ

グレン・グールドのハンマークラヴィーアソナタのCDを500円棚で見つけた。あら?グールドにこんなCDあったっけ?と思った。家にベートーヴェンの何枚組みかのアルバムがあったはずだが、これは聴いた覚えがない…、ということでレジへ。

THE GLENN GOULD EDITION
BEETHOVEN PIANO SONATA NO.29, OP.106 "HAMMERKLAVIER"
1970 Toronto
SONY CLASSICAL 1993

自分にとってこの曲はとてつもなく退屈な曲。長い!なかなか最後まで聴きとおせない。それでもピアノの名曲と言うことで耐えて聴く。グールドならなんとかしてくれるはず、だと。

死人が弾いているのかと思った。音がそれほど良くないせいもあるけど、これを聴くには相当な集中力が必要だ。テンポが遅めでダルい…。グールドの才気のようなものを聴き取るのは難しかった。ただ、第4楽章はフーガになっている。ここもやはり遅いように感じるけど、よくよく注意して聴くとなんとなくグールドらしいおもしろさを感じさせてくれはした。

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