2015年8月24日月曜日

カラヤンのラヴェル

Karajan_ravel
これを見つけるまでカラヤンがラヴェルをこんなに録音してるなんて気づいてなかった。カラヤンがパリ管弦楽団とEMIに1971年に録音した4曲に、ベルリンpo(1977)との「ボレロ」を加えたラヴェルアルバム。このCDも数年前に500円棚から拾ってきた。

Herbert von Karajan cond. Orchestre de Paris
RAVEL Alborada del gracioso / Rapsodie espagnole / Le Tombeau de Couperin / La Valse / Boléro  1971.1977 EMI

「道化師の朝の歌」までカラヤンが録音していたとはまったく予想してなかった。重い感じが曲の雰囲気にあっている。昔からこの曲はなぜ「朝の歌」なのかわからない不気味さを感じる。

 「クープランの墓」もカラヤンが録音していたことを初めて知った。メヌエットが弱音で消えていく感じはカラヤンならでは。自分としては大好きな「ラ・ヴァルス」が聴きたくて買ったのだが、「狂気」のようなものも感じたい。カラヤンらしい演奏といえるかもしれない。

「ボレロ」は70年代ベルリン・フィルとの完璧な設計の演奏で面白さは感じない。だが、もう15回以上は聴いている。何度でも聴きたくなる1枚だ。

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