2015年7月31日金曜日

Arturo Benedetti Michelangeli / Piano Recital

ミケランジェリが若き日にEMIに残したバッハ、スカルラッティ、ベートーヴェン、ブラームス、グリーグ、モンポウ、アルベニス、グラナドスといった小品を集めた1枚。これは見つけたときどうしようかなと思った。500円で見つけたけど、こういった古い録音(1940年代)はもうCDでありがたく聴く必要を感じない。

だが、J.S.バッハ(ブゾーニ編)のシャコンヌとブラームスのパガニーニ変奏曲は小品といえない大曲。これは聴いてみたい。この2曲は1枚もCDで持っていなかった。この2曲だけは1948年10月の録音。

ブゾーニ編曲のバッハのシャコンヌ、自分はこの有名なピアノ編曲版を聴くの初めてだったけど、この録音は相当に速いのではないか?すさまじく指が回ってる。音は悪かったけど、満足度は高い。

ブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」という曲を自分はのだめ「カンタービレ」のドラマ版を見るまで知らなかった。技巧的な曲で、おそらくピアノコンクールではよく演奏されるのかも。

この曲は超絶技巧のための練習曲として書かれたもので、ミケランジェリがBook1とBook2から選んだ曲を順番を変えて演奏している。自分はこの曲を全曲知らないのでなんともいえないが、やはり速いところはかなり速く演奏していると思う。若い頃は相当に豪腕だったみたい。

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