この曲はもう10年ぐらい聴いてない。久しぶりに聴いてみようか。
RACHMANINOV Symphony No.2 in E minor, Op.27演奏はレナード・スラトキン指揮デトロイト交響楽団。この名前を自分は久しぶりに聴いた。かつてとても輝いてその後忘れていた指揮者と楽団だけど、ちゃんとずっと活動してた。
Leonard Slatkin cond. DETROIT SYMPHONY ORCHESTRA 2009
自分、ラフマニノフの交響曲第2番をプレヴィンとロンドンSOの有名な録音以外で聴いたことがなかった。あの1枚だけで満足してた。大変に重厚にロマンティック。
このスラトキン盤の冒頭を聴いて、あまりに違っていると感じた。そして、これは素晴らしい!と感じた。
音響がわりとデッドで楽曲の構造やリズムがとてもよくわかる明確な最先端演奏。オケと指揮者のやる気熱意がビシビシ伝わる。
この曲は第3楽章Adagioばかり有名だけど、この演奏は第2楽章も終楽章も緻密かつ熱気があってとても良い。
この曲がとても新鮮に感じた。最後に拍手が鳴り響くまでライブ録音だとは気づかなかった。聴き終わって、あぁ、良かった…と放心。安価で手に入りやすくオススメしたい1枚。
このCDは1曲目にヴォカリース、Op.34、No.14という曲が入ってる。「No.14」って?
このメロディーはラフマニノフの作品の中でとても有名な1曲だけど、14曲セットからなる歌曲集の最後の曲らしい。早くからラフマニノフによるオケ編曲があったらしい。
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