ジュゼッペ・シノーポリがニューヨーク・フィルと残したレスピーギ「ローマ三部作」の1991年DG国内廉価盤CDがそこに280円で売られていたので連れ帰った。
自分、シノーポリのCDをたぶん他に1枚ぐらいしか持っていない。以前は自分にとってシノーポリは「ないわぁ」という指揮者だった。最近ではたまにはヘンテコな演奏も聴きたいと思うようになってシノーポリ復活。実は何を聴いても面白く聴ける指揮者なのではないか?
18歳ぐらいのときムーティ&フィラデルフィアO.のCDばかり何度も何度も聴いていた。それ以来この曲はほとんど聴いてなかったのでとても懐かしい。
交響詩「ローマの噴水」がとても名曲に聴こえる。瞬間で聞こえる音がどれも新鮮でかっこよく聞こえる。
「ローマの松」での緻密な設計。そして才気の爆発。「ローマの祭り」のちゃかちゃかしたやかましさ。ニューヨークフィルの演奏家たちの名人芸。やはりどれも新鮮で楽しかった。十分にオススメできる1枚。
でも、やっぱりムーティ盤が自分には染みついてる。
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