エフゲニー・キーシンはソ連時代からピアノの天才少年として国際的に活躍。そんなイメージが強すぎて自分はあんまり聴いてなかったけど、このCDを拾った。
ハードオフのジャンク箱で発見。ケースは一部割れがあったけど、CDはなんとかなりそうだったので救出。100円でゲット。家で食器用洗剤つけてスポンジで洗った。
RCAによる2004年の録音だが、ジャケット裏面とCDレーベル麺にFBIのAnti-Piracy Warningが大きく書いてある。そんなCD初めて。
スクリアビンの第3番嬰ヘ短調ソナタOp.23と5つの前奏曲Op.15
メトネルの「忘れられた調べ」作品38の第1番
ストラヴィンスキー ペトルーシュカからの3楽章 を収録。
スクリアビンのNo.3はホロヴィッツの古い録音とアシュケナージしか聴いたことない。
キーシンの演奏は予想以上に男性的な強打で繊細な感じはあまりしない。だが、これはこれで一流な技量は感じる。5つの前奏曲は美しい愛すべき小品。
メトネルは自分が学生のころはほとんど耳にする機会もなかった曲だが、ロシアのロマンチックな美しいレパートリーとして、近年はわりとで好んで演奏する人も多いようだ。
ペトルーシュカはポリーニの有名な録音とベロフのEMI録音を持ってる。キーシンのこのCDが3枚目のペトルーシュカ。
ガシガシと攻撃的な演奏で刺激が強い。だが、やっぱりポリーニ盤にはかなわないかな。
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