サミュエル・バーバーの交響曲第1番と第2番のCDがそこにあった。500円の値札が貼られていたけど、半額セールで250円で購入。
バーバーは「弦楽のためのアダージョ」かヴァイオリン協奏曲しか聴かない。交響曲は存在すら眼中になく、このCD見るまでまったく知らなかった。
Barber : Symphonies 1 & 2 ,Overture The School for Scandal, Adagio for Strings
Neeme Järvi cond. Detroit Symphony Orchestra 1991,1993 CHANDOS
ネーメ・ヤルヴィ指揮デトロイトSO.による英CHANDOS録音。
父ヤルヴィはエストニア時代、英国時代、スウェーデン時代、アメリカ時代と膨大な録音があって、すっごくマイナー曲も録音していて何でも屋みたいになってる。
だが、そういう指揮者が自分は好き。
交響曲第1番, op.9 は20分少々の単一楽章の曲。交響曲の伝統に敬意を払いつつ抒情性持たせた若さあふれる曲。かっこいい曲と言えるかもしれない。あまりアメリカを感じさせない。
交響曲第2番, Op.19 は29分ほどの曲。バーバー自身が破棄した曲なので演奏機会はあまりない。だが、それなりに聴かせどころはある。フィナーレも熱気があってよい。自分としては第1番のほうが好き。
Overture The School for Scandalは日本では序曲「悪口学校」と呼ばれてるが、それ、曲名のニュアンス合ってる?
バーバーは管弦楽曲をエッセイと呼ぶ。自分、あんまりこの曲は印象に残ってない。
弦楽のためのアダージョはぶっちゃけ誰の演奏でも名曲に聴こえる。ヤルヴィの緊張感のある哀しみと抒情の美しさ。
0 件のコメント:
コメントを投稿