もうぜんぜんベートーヴェンとか聴かないわけだが、たまに義務感のようなもので聴くことがある。もう自分に残された人生であと何回聴けるかわからないけど。
コンラート・ハンゼン(1906-2002)のピアノ、フルトヴェングラー&ベルリンpo.による戦時中(1943年)録音のベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番を、だいぶ昔に東芝EMI国内盤で出たものがあるので聴く。
昔から日本人の間でもよく聴かれていた音源。録音状態は時代を考えるとそこそこ。盤によって音質が違うだろうけど、自分はこれでしか聴いたことがないので知らないし関心ない。
ハンゼンというピアニストの録音はほぼこれでしか聴いたことがない。今ではネットでいくらでも聴けるけど。
この録音当時30代だったとは思えない落ち着いた刺激の少ないw演奏をしている。これがドイツの伝統か。フルトヴェングラーのテンションとコントラストが強い。
自分、この曲がわりと好き。初めて買ったのはポリーニ&ベーム盤だった。そちらの演奏がとても気に入っている。
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