朝比奈隆(1908-2001)の生誕90年を祝って独ODE CLASSICSから1998年に発売されたシリーズの1枚がそこにあった。
1966年にハンブルクNDRとスタジオ録音したフランクの交響曲ロ短調の録音。
こういったものは見つけたそのとき買っておかないと2度と出会えないかもしれないと買って帰った。500円でゲット。
朝比奈は生前から日本でとても人気のあった指揮者で録音も多い。このCDは輸入盤だけど、調べてみたら多くの人が感想を書いている。朝比奈のレパートリーにフランクがあったとは知らなかった。自分、あまり朝比奈のこと詳しくないけど。
英文解説書冒頭にNDRのトロンボーン奏者が序文を書いている。同僚とのヒソヒソ話も朝比奈氏に聞こえていたことに驚いたと想い出を語っている。
フランクは地味で暗くて重たいので、自分はそう好んで聴かない曲。これで自分にとって3枚目のフランク。これ、たぶんモノラル録音。
なんか、今まで聴いたフランクでこれが一番華やかで祝祭的で楽しく聴けた。演奏に若さがあって自由さと勢いが感じられる。それでいてキリッと締まってる。
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