ここ数年まったくシベリウスを聴いていなかった。ヴァイオリン協奏曲を除いて。
先日このCDがそこに280円で売られていたので、じゃあ久しぶりに聴いてみるかと買って帰った。
Colin DAVISがBoston Symphony Orchestraと1975、76年にPHILIPSに残したシベリウスの交響曲第2番と第5番。
国内盤のようだがいつ発売されたものかは不明。
ジャケットはたぶんムンクだと思うのだが、解説書のどこを読んでもこの油彩画の題が書いてないのでタイトル不明。
昔はシベリウスの全集って種類に限りがあったけど、今ではどれを選んでいいかわからないぐらいに素晴らしい全集がいくつもある。デイヴィスはRCAとのロンドンSOとの全集も評判がいいようだ。このボストンSOとの全集は今はDecca盤によって安価で入手可能。
英国人は早くからシベリウスを愛聴していた伝統がある。英国紳士デイヴィスによるずっしり重い木目調の渋く温かいシベリウス。木管楽器奏者たちが強く印象に残った。自分はとくに第5番が好き。
自分はアシュケナージとフィルハーモニア管弦楽団の交響曲全集を持っています。
返信削除シベリウスは最も好きな作曲家の一人で、第1から第7までわりと均等に聴いています。(でも最近はあんまりかな)。どれもいいけど一番良く聴いたのは第1です。
ブログに載っているジャケの絵はムンクの『Jugend am Meer』 1904年です。「海の若者」という意味でしょうか。ムンクの境界性パーソナリティ障害が見て取れる絵のようです。
「ムンク+海辺」とかで検索してもわからなかったので助かります。
返信削除自分も第1番が好きです。3番と7番だけはあんまり聴いてなくてよく思い出せない。