グレン・グールド青年が1957年にソ連を訪問して現地のオケとコンチェルトで共演したライブ録音。
音質は良くない。会場ノイズが多い。劣悪なテープの使いまわしでバックに変なキモチワルイ音がぼんやり聴こえてくる…など、商品レコードとしてかなり問題のある1枚。
だが、自分はこのCDを聴くのがとても面白い。オケがかなりギクシャクした演奏を奏でる。
J.S.バッハ ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 BWV1052は、自分はこのCDでしか聴いたことないけど、おそらくこのオケの伴奏はかなり重たいし鈍い。
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品19 とても面白い演奏になってる。第2楽章のテープの状態は悪いけど。
こういう貴重な演奏が自由にいつでも聴ける時代になってよかった。
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