第1回はこれを聴く。カラヤンがベルリン・フィルを指揮した「マーラー 交響曲第5番嬰ハ短調」
カラヤンって、自分は好き。かなりたくさん音源を持ってる。このCDもたぶん相当に有名な1枚。
このCDは250円で買った国内盤。これ、半年ぐらい前に買って、そのまま積んでおいて忘れてた。
今年になって「海街diary」という映画を見て、この交響曲の第4楽章に似てるなって思った。江ノ島や鎌倉の海を見ると、この曲が頭の中で流れるようになってしまった。
Deutsche Grammophon という、クラシック聴く人なら誰でも知ってるレーベルに1973年に録音されたもの。この時代にベルリン・フィルでマーラーが取り上げられることはめったになかったという。
ベルリン・イエスキリスト教会という場所で録音されているのだが、この時代はテンペルホーフ空港に着陸する飛行機の騒音で録音が中断することしばしば…って、それ最悪。よくそんな場所で録音しようなんて思う。
第1楽章、葬送行進曲。トランペットのソロで始まる。これが難しそう。暗くて重たくて好き。初演は1904年のケルン、作曲者の指揮による。この曲は当時の雰囲気を表してるのか?
第2楽章は激しい嵐。第3楽章はホルンのソロで始まる。明るい。世界一の技術を持つベルリンフィルの機能美を見せつける。ゴージャスな音の洪水。
第4楽章が有名なアダージェット。弦楽とハープのみの静かな音楽。有名なヴィスコンティの映画「ヴェニスに死す」(1971)で有名になった曲。カラヤンの録音はこの映画で有名になった後。自分もこの曲、好きだわ~。
第5楽章が華々しい。多少はギクシャクした箇所があったような気もしたけど、そんなことはどうでもいい。フィナーレ部分の弦楽セクションにショックすら受けた。
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