2018年10月9日火曜日

アルゲリッチのモーツァルト25

マルタ・アルゲリッチによるモーツァルト:ピアノ協奏曲第25番ハ長調のLive盤(EMI)がそこに280円で売られていたので確保した。ベートーヴェンの第1番も収録。

モーツァルトはSzymon Goldberg 指揮のNetherlands Chamber Orchestra との共演。1978年コンセルトヘボウ(アムステルダム)でのライブ収録。

自分、モーツァルトのコンチェルトはNo.20、No.23、No.24、No.25ばかり好んで聴いている。とくにNo.20とNo.25が大好き。

アルゲリッチのモーツァルト録音ってほとんど聴いたことなかった。
最晩年のアバドと共演したDG盤が人気らしく、こちらのEMI盤はあまり感想を書いてる人を見かけない。
アルゲリッチは今もレジェンドなピアニストだけど、30代のころの演奏はどれもがスペシャル。このライブでも才気が爆発。最初のタッチから惹きつけられるし第3楽章の夢のような楽しさは異常。

ベートーヴェンの第1番はHeinz Wallberg指揮Royal Concertgebouw Orchestraとの1992年の録音。こちらは50代になったアルゲリッチ。
ハインツ・ワルベルクはN響にもたびたび客演した日本人にもおなじみの指揮者。調べてみたら2004年に亡くなってた…。それ、まったく知らなかった。

ピアノがあまりベートーヴェンらしくないようにも感じた。だがこれで良い。もう古色めいたドイツ人のベートーヴェンは聴こうと思えない。

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